セキュリティソフトについて

セキュリティソフトは、パソコンを使う上で必須のソフトといえます。
もちろん、購入したパソコンにはじめから入っている場合もありますので、その場合にはそのセキュリティソフトの継続使用をするための料金を支払うことで利用できるようになるでしょう。

ここでは、そのようなソフトが入っていないパソコンを利用している場合や、はじめから入っているソフトでは心許ないという方向けの情報を提供いたします。

セキュリティソフトを利用する上で知っておいてほしいこと

セキュリティソフトも万能ではない

セキュリティソフトは、いかに優秀なものでも、完璧にウイルスなどからあなたのパソコンを守ってくれるわけではありません。今この瞬間にも新しいウイルスは生まれていますし、世に現存するすべてのウイルスに対し完璧な保護を施すのは不可能に近いからです。ですから、セキュリティソフトを入れたからといっても、怪しげなサイトを訪れたり、危険そうなソフトをインストールすることはなるべく避けるようにしてください。

セキュリティソフトには更新が必要

セキュリティソフトは、「これまでに発生したウイルスに対する処方箋となる情報」が埋め込まれています。そして、ウイルスはこの瞬間にも新しいものが生まれていますから、それらのウイルスに対する情報も、お使いのパソコンに入れる必要があるのです。そこで、ほとんどのセキュリティソフトは、定期的にそのような情報を取りに行くことが必要となります。「更新」や「アップデート」などと表現されますが、お使いのセキュリティソフトにより異なります。これらを必ず行うようにしてください。

セキュリティソフトにも優劣がある

セキュリティソフトは、たいてい「万全」とか「安全」というのを売り文句にしていますが、やはり「ウイルスをどれだけ防げるか」という能力において優劣が存在します。しかし、どのようにして優劣を決めるかによっても異なりますし、ウイルスを退治する能力に優れていてもパソコンの動作が遅くなったりしては意味がありません。結局、なるべく優秀だと思われるものを選び、あとは自分で怪しげなものを開かないように気をつけることが必要になるのです。

一度に複数のセキュリティソフトを動かすのはやめる

セキュリティソフトは、お使いのパソコンのありとあらゆる部分にまで立ち入って検査をかけます。ですので、違うセキュリティソフトを一緒に入れると、その立ち入りがかみ合ったりしてうまくいかない場合が多いのです。「まぜるな危険」です。ですので、入れるセキュリティソフトは、一つに絞るようにしてください。違うソフトに乗り換える際にも、使っていたソフトを「アンインストール」してから、新しいソフトを「インストール」するようにしてください。

次におすすめのセキュリティソフト２つ

セキュリティ強度という点でやや劣りますが、上記４つで価格的に問題という場合、次点としておすすめできるセキュリティソフトです。

Microsoft Security Essenrtials

Windowsを開発しているMicrosoftが提供している無料のセキュリティソフトです。やはり、Microsoftが提供しているという点でWindowsに与える影響は無く安心といえます。セキュリティソフトを買いたくないという人は、これを入れれば良いでしょう。

ウイルスセキュリティZERO

有料ソフトですが、通常のセキュリティソフトのように、1年いくらという形式ではなく購入すれば、OSの保証期限が切れるまでずっと使用できます。本屋やコンビニなどでも見かけるソフトです。1年ごとにお金を払うのは嫌という場合で、無料ソフトだと安心できないという場合はこれを購入すれば良いと思います。

その他のセキュリティソフト

以下の３つは、無料のセキュリティソフトです。無料だからと言って有料のソフトに比べセキュリティの点で大きく劣るということはありませんが、なるべく有料のソフトを購入する方が安心だと思います。

Avira Antivirus Personal

ここで紹介するソフトとは違い、このソフトはウイルス対策のみを行います。ですので、これのみでは不十分です。しかし、ウイルスに対する強度に関しては数ある有料ソフトをしのぐ性能を誇ります。有料ソフトを使用していても、このソフトを単発で使用してチェックをしている方もいるようです。（現在、日本語版と日本語サイトはありません。2009年12月に日本語版が提供される予定です。）